エアコンの選定方法～どれくらいの能力があるかを見るのが大切～
エアコンを選定する際は、一般的に、メーカーのカタログに記載されている「対応畳数」を目安として考えます。
たとえば、対応畳数が6～9畳であれば
木造住宅の南向きの6畳、RC造住宅の南向きだと9畳に対応しているという見方になります。
ただし、部屋の広さが同じであっても、窓の大きさや位置、部屋の気積（※）の差によって
エアコンの対応畳数の目安は変化しますので、注意が必要となります。
（※気積・・室内の空気の容量のこと）
特に、西面や東面の大開口のある部屋や、天井の高い部屋など
熱負荷のかかりやすい部屋には、余裕を持たせた畳数設定が必要です。
次に確認しておきたいのが「能力」です。
エアコンの能力は［ｋW］であらわされます。
たとえば、冷房が「2.2」であれば、このエアコンは2.2ｋWのパワーで部屋を冷やすことができるということが表示されています。
最近主流のインバーターエアコンは、能力を制御できるため
冷房時に部屋がある程度冷えてくると、エアコンが自動的に能力を落とし
設定温度を維持しながら運転する機能を持つため、能力に余裕を見込んで選んでも比較的うまく使うことができます。
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